ご挨拶
本館は父桃井一男が1961年に「桃井製網株式会社」福利厚生施設「光風荘」として建設しました。
私は父と夫(桃井篤 当時桃井製網の専務)の理解と協力の下、長棟州彦と共同で「雲火焼」の復元に取組み、近年には展示館を設ける必要を感じておりましたので「桃井製網株式会社」からこの館を引き取り私設の雲火焼展示館「桃井ミュージアム」として2011年に開館致しました。
館内には祖父「桃井健三」父「桃井一男」夫「桃井篤」の蒐集品、愛用品等、又「野村正樹の部屋」では妹の夫「野村正樹」がサントリー宣伝部を経て50歳から作家として独立し、2011年逝去するまで情熱を持って仕事に取り組み残した100冊余の著作本等を展示しております。
瀬戸内の背景を背に水琴の音色に耳を傾けゆったりと流れる時間をお楽しみください。
雲火焼作家 桃井香子