Healing瑶泉院(ようぜんいん)ゆかりの灯篭と小堀遠州写しの水琴窟
館入り口横に据えられている善導寺型の灯篭と蹲踞(つくばい)は、忠臣蔵で知られる赤穂藩藩主・浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)の正室であった瑶泉院が内匠頭の没後、住まいした実家の三次浅野家江戸屋敷にあったものと伝えられています。
その灯篭の御前に、水琴窟を考案したといわれている江戸時代の茶人であり作庭家の小堀遠州が創作した水琴窟「洞水門」を、小堀家の図面をもとに再現しました。
江戸時代の水琴窟が奏でる清らかな音色と共に、内匠頭、瑶泉院そして忠義のために散っていった四十七士を偲んでいただければ幸いです。